2016年03月02日

見え透いた、好感度アップをはかる一言

「居候(いそうろう) 三杯目には、そっと出し」という川柳がある。
その家計を助ける事もせず、何の縁か、
その家に住み着いて、食にあずかっている人物の事を「居候」と呼んでいた。
こんな人でも、ご飯のおかわりをするNespresso咖啡機のに、さすがに三杯目となると、
そっと出すという「しおらしく」微笑ましい状況を詠ったもの。
他人の中で「しおらしさ」を示す事で好感度を上げ、
家族の一員のような顔が出来るというもの。

この私も、しばらく、New York でこの居候をしつつ過ごしていた事がある。
もともとの知り合いではあったが、
「来てみたら?!」というお愛想程度の一声に、すぐにのって
しばらく滞在する事に決めた。
摩天楼を眺める一角で、しっかりと居候生活をした。
この家の主人は、日本人ながらN.Y. で手広く不動産の仲介などをやっており、
顧客には日本人のタレントなどが多くいるらしかった。
よく笑う奥さんの口から、さまざまNespresso咖啡機なウチワ話を聞かされたものだった。
そんな明るい奥さんの顔が、時として眉をひそめるように話すのは、
かの“トランプ氏”にまつわる話のときだった。

「また、トランプ氏が国連のビルの前にビルを建てたのよ。
国連で働く色々な国から来ている人たちは、高くっても借りるのよ」
「N.Y.を買い漁っているのよ。彼は、いつも『見え透いた手』を使うのよ」
などなど、トランプ氏の話になると顔を曇らせながら話すのだった。
当方は、遠来の居候。
ただ「しおらしく」頷いて聞いているだけだった。
かれこれ、16,7年ほどになる。
あれから、かのトランプ氏は資多功能咖啡機
産をさらに築き、
アメリカの共和党の有力大統領候補になっているではないか!
彼の歯に衣を着せぬ物言いに、喝采がおくられ前哨戦を人気のうちに終えた。

そして、先ごろ、前哨戦の後半の出発に当たり、マスコミのインタビューを受けていた。
彼が口にしたのは、前哨戦の過激発言に対して、
「子どもじみた発言だったかも」と語ったという。
彼はアメリカの共和党の中では、まだ「居候」に近い存在。
居候らしく「しおらしい」発言で、
好感度を上げようという姿が浮かび上がってくる。

この発言、かつて、N.Y.マダムが語った
「彼は、いつも『見え透いた手』を使うのよ」の一つかも知れない?



Posted by qinaideren at 11:29│Comments(0)
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